遠隔画像診断を行うものは医師個人あるいは診療所、病院など医療機関以外にも、商用サービスを提供している株式会社、NPO法人、LLPなど多岐にわたりますが、遠隔画像診断サービス事業が抱える様々な課題を同じ土俵で論議し解決策や方向性を打ち出し、互いにより良い方向へ進むための一つの方法として、一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会が設立されました。
この社団法人の設立に伴い団体保険制度が始まり、いままで個人の医師損害賠償保険に頼ることしかできなかったものが、法人として被保険者となり有事の際に保険対応ができるようになったことは、非常に大きな進歩と言えるでしょう。遠隔画像診断が世の中に認知されてきていることを証明する大きな出来事と思います。
今後はこのHPやブログで提起した問題点や提案を、この連合会でも議論・検討しただき、理事長のあいさつにもあるように、「様々な情報や問題を迅速に把握し関係方面に正確な情報を提供し、課題を論議・集約し解決していくことにより、より高品位かつ安全な遠隔画像診断サービス提供に貢献する」ことを期待したいと思います。