遠隔画像診断の普及とインフラの低価格化を背景として、2000年頃より遠隔画像診断支援サービスを主な業務として開業する独立放射線科医が出現するようになります。ホームページなどでオープンにしている先生方としては、関東では(株)イリモトメディカルの煎本正博先生、関西ではLLPテラークの岩崎康先生、西日本では(株)エムネスの北村直幸先生が代表と言えるでしょう。それ以外にも多くの先生が、同時期に独立開業されることになります。
遠隔画像診断支援サービスを行う形態としては、株式会社などの法人を設立される以外に個人事業主として、あるいは病院の非常勤医として、さまざまな形態がありますが、大手商用サービス提供会社に加え、これら独立放射線科医の活躍により、遠隔画像診断支援サービスのその裾野はますます広がっていくこととなります。