来年度診療報酬改訂に画像診断管理加算の要件緩和が提案されました

遠隔画像診断のブログ

令和元年度第2回 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和元年10月31日)において、日本医学放射線学会からの要望として、画像診断管理加算の要件緩和が提案されました。

これは、このHPの「将来への提言:医療行為としての遠隔画像診断の拡充への提言 2」でも述べたように、夜間や休日などに院外で遠隔画像診断を用いて読影を行うことに対する評価を、非常勤医にまで拡大することを要望するもので、非常に有意義な提案であると考えます。

ただ、残念ながら外部委託と画像診断管理加算との関係については、 将来への提言:医療行為としての遠隔画像診断の拡充への提言 1」 で述べたような、他の画像診断管理加算取得医療施設との連携を認め外部委託としない等についての言及はなく、もし仮に今回のこの要望が認められたとしても、その効果は限定的であると思われます。

この提案を第一歩として、「将来への提言:医療行為としての遠隔画像診断の拡充への提言 1、2」で述べたような提案を今後継続的に 行っていく必要があると考えます。

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